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2014.07.14

人に勧める本について

140714.jpg息苦しい!
本屋さんに行くと、ひと昔前は‘うんち、したい…’となるのがお決まりでしたが、最近はこう感じます。理由は、説教クサい本がやたら多いから。エッセイなのかなと手にとってみると、書かれているのは自己啓発チックな内容で、寒イボが出るということがよくあります。
先日も某有名デザイナーの本を開けると、「そんなん自分の心の中で思といたらええやん」ということが、自己陶酔的にタラタラ書かれていてビックリしました。
こういう本が嫌いなのは、“ザ・啓発書”みたいなテイストではなくて、お洒落チックで、さも自然体ですという感じで書かれていながら、実はエゴ丸出しないやらしさが透けて見えるから。僕的には、こういう人がむっつりスケベだと思います。矢部寿恵のパッケージを見てニヤけるのは、断じてむっつりスケベではありません(キリッ)!

ということで、今回は思い切り自由を感じる、『パイプ党入門〜ゆとりとくつろぎの世界』(深代徹郎、春山徹郎)という、W徹郎によるバカ本をご紹介しましょう。
タイトル通り、パイプの魅力と知識を紹介する指南書で、終始一貫しているのが‘現代人よ、自由たれ’というメッセージ。冒頭の「パイプ党入門へのすすめ」という章では、‘パイプ党には、流行っているから俺もやるという付和雷同型の人間はいない’と、いきなり敷居を上げる自由っぷりを発揮。パイプに親しんでほしいのか、ほしくないのか、どっちなのか? というか、それ以外の理由ではじめる人っているの?  そんな、つまらない常識にとらわれた僕の疑問などお構いなしで話は進みます。
「パイプスモーキングのなかれ四カ条」という章では、「恥ずかしがることなかれ」「年齢を気にすることなかれ」「人の意見を聞くことなかれ」「値段にこだわることなかれ、」という、今だったら怒られそうな主張をブチまけます。(ちなみにこの本が出たのは1976年です)
さらに、おすすめのシチュエーションとして、「歩きながら」「スポーツしながら」「ドライブしながら」などを、人に迷惑かけない程度にやれば的なユルい感じで提案してくれます。その割に、ドライブ中に吸っていて急に振り向くと、窓にコツンとぶつけるから注意しろと、細かい注意をしたりするところがカワイイ。やっぱり、何か人に勧める場合は、ユルさと可愛げが重要ですね。

posted by ichio