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2017.08.28

ランニングをはじめた理由

170825つれ合いが健康およびアンチエイジングのためにゴールドジムへ行きたいと言いだしました。しかし、ジムに通うためにはお金が要ります。しかもゴールドジムといえば、まぁまぁなお値段。そこで「ひとまず近所でウォーキングかランニングからはじめてみれば」と提案したところ、お金を払って“やらなければならない環境”をつくらないと行動に移せないとのこと。気持ち的には分からないでもないのですが、家庭の財務を司る立場としては簡単には承服できないご意見。
そこで僕は毎日している軽い筋トレをこれ見よがしにつれ合いの前で行い、自主(無料)トレーニングを促す作戦にでたものの、まったく効果なし。というか、「ちょっとテレビ見えへん」と怒られる始末。仕方なくゴールドジムよりリーズナブルで、若干おばちゃん率高めの某ジムをおすすめしたのですが、これも気分が上がらないと却下。敵もなかなかしぶとい。
こうなればリーサルウエポン。僕がランニングをはじめ、それにつれ合いを誘う作戦を決行! 果たして、ここまでやることなのかとは思うのですが、僕自身、腰まわりの“ヌタ〜ッと感”を取りたいと思っていたので一念発起して走ることにしました。ただ僕もバカじゃないので、戦略があります。僕だけ走ると言っても「どうぞ、がんばって」で終わってしまうため、子どもと一緒に走ることにしたのです。子どもは日頃から運動をしているので、僕とのランニングにノリノリ。こうなればゴールドジム志願者たるもの、やらないワケにはいかない。

ということで、家族で二条城でのランニング(ニジョラン)を開始。僕は中学時代、陸上部で中距離をしていて二条城を毎日走っていたのですが、30年間ほぼNO運動状態。ヘロヘロになると思いきや、意外にスムーズに走ることができ、気持ちいい。つれ合いも走ってみると気持ち良かったようで、習慣化しそうな気配。
こうなってくると、イカすランニングシューズとウェアが欲しくなってくる。わざとらしくつれ合いにアピールしたところ、「しばらくはこれで」と、某ファストファッションブランドのスポーツウェアを支給される。これがくそダサくて、しかも着心地も悪く、気分が上がるどころか逆にやる気を削いでいます。なんか、つれ合いにリベンジされている気がします……。

今読んでいる、村上春樹さんの『職業としての小説家』というエッセイにランニングの話が出てきて、有酸素運動をすると脳内にニューロンが生まれ、それに知的刺激を与えると脳のはたらきが活性化すると書かれていました。このところ自分自身にがっかりするような物忘れや勘違い、奇行をしてしまうことがあるので、そういう意味でもランニングはつづけたいと思います。
『職業としての小説家』は、村上春樹さん自身の経験に基づいて、“作家として書くというのはどういうことか”が、じっくりと、そしてストレートに書かれています。語られる言葉はすごくシンプルで淡々としているのですが、シンプルで淡々としているからこそガツンときます。近頃よく見かける、さも良さげでポジティブ風な自己啓発書などとは大違い。書くことを生業としている者の端くれとして、すごく勉強になりました。カラダだけでなく、アタマのランニングも欠かせません。

posted by ichio