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2014.10.26

ドーナツに関する話

141026.jpg心底どうでもいい話で申し訳ありませんが、最近、自分がドーナツ好きだということに気づきました。朝食に、仕事の合間のおやつに、夜の一服のお供に、という具合にかなりの頻度で食べています。
おいしいし、味のバリエーションも豊富。といっても冒険できないタイプなので、食べる種類はごくごく限られていますが。
ドリンクとの相性が良いことも大きな魅力。コーラや紅茶と食べてもおいしいし、何といってもコーヒーとの相性はサイコーです。
それにルックスも良いじゃありませんか。丸くて真ん中が空洞。キュートで、見ようによってはどこかトンマ。そして、人を哲学的にさせる佇まい。こういう人がいたら完全にリスペクトです。

そういえば、「ドーナツの穴だけを残して食べるにはどうすれば良いか」という珍題に、大学教授がそれぞれの専門分野の視点で考える、タイトルもそのまんまの『ドーナツを穴だけ残して食べる』という本が話題になりましたね。

そして、ドーナツといって忘れてはならないのが『ツイン・ピークス』。警察署の机にズラーッとドーナツが並べられているシーンは、凄いインパクトでした。デヴィッド・リンチは日常の光景を非日常的なものにひっくり返す天才です。
ここ2~3年前から超自然現象やスモールタウンの悪意、食への関心など、『ツイン・ピークス』で扱っていたテーマが“今”につながっていると感じることが多くなり、もう一度観直したいなと思っていたら、テレビシリーズと劇場版を完全コンプリートしたブルーレイのボックスセットが発売されました。日本版は誰もいらないTシャツをつけて輸入版の倍の値段をとるって、ひど過ぎでしょ! 輸入版にも日本語字幕と吹き替えもついているので、買うなら絶対にこっち。
そして何と、2016年放送予定で『ツイン・ピークス』の新シリーズがつくられることが発表されました。しかも、今回もデヴィッド・リンチとマーク・フロストが脚本とプロデュースでガッツリ関わるというから期待値は上がります。舞台はローラ・パーマー殺害事件が発生してから25年後のツイン・ピークス…。想像するだけで、いろんな意味でゾクゾクします。

posted by ichio