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2004年10月18日

極意はマンネリズム

041018.jpg近年、一部の間で時代劇が熱いですね。映画もちょこちょこ作られるようになってますし、『サムライチャンプル』なんてアニメも登場して、幼い頃時代劇ファンだった吾輩としても嬉しいかぎりです。(そういえば今年の京都映画祭のテーマも「チャンバラ」)
しかし、今ひとつブレイクできないのはなぜか?それはやっぱり、テレビの時代劇が盛り上がらないからでしょ。時代劇の最大の魅力は「そんなアホな!」というバカバカしさであり、そのバカバカしさを表現するのに最も適した手法がマンネリズムです。これは断言していもいい。映画ではいくらシリーズ化されても最低半年のスパンができ、しかも映画館に行かない人はまったくその世界に接する機会がない訳です。
そこにくるとテレビは毎週同じ時間に登場し、バッサバッサ人を斬っては「一件落着」なんて悦に入ったおナルな顔を見せつけられる。この脳天気さと押しの強さの被害者となる視聴者がいてはじめて時代劇は完成するんです。ズッコケるようなシチュエーションの作品ほど名作が多いのはそのため。『桃太郎侍』なんて、その辺のところを的確にとらえています。
残念ながら今、チャンネルを回してもそんなトンマなシーンに出くわすことはありません。テレビ局はこの伝統文化を守るために「1週間に何時間かは時代劇枠を設けなければならない」という規則をつくるべきなんじゃないでしょうか。

posted by ichio : 20:11 | |