圧縮の元祖はここ!
今、何かと世間を騒がせている圧縮陳列。その圧縮具合、店内のデンジャラス度、売られている品の幅の広さ、すべてのおいて「DKHT」の遥か上をいっていたのが世界の魔窟 九龍城。最盛期には2.6ヘクタール(東京ドームよりちょいデカめ)の広さに5万人が住んでいたというから、ハンパじゃありません。売られているものはモヤシから阿片まで充実の品揃えで、思わずドンキもびっくり。警察は一切介入できない無法地帯で、部外者が一度入ると二度と出られないと言われていた現代の迷宮。そして、映画『ブレードランナー』でドロップされて以来、『イノセンス』まで脈々と受け継がれているアジアンゴシックのシンボルでもあります。
吾輩は「Gメン」〜香港シリーズでこの街の怪しい魅力に胸ときめかせ、何度目かの廃虚ブームの影響で九龍城のファンになりました。九龍城関連の本や写真集はいろいろ出ていますが、その多くは解体のために人がいなくなってから撮影&取材されたもの。そんな中で『City of Darkness』は最盛期の九龍城を取材した唯一の書籍で、九龍城好きの人にはたまらない逸品のようです(吾輩は未読)。最近では、九龍城とは直接関係ないですが『SHADOWS』(中野正貴)という写真集が極彩色溢れる香港ワールドを表現していてナイスでした。
先日やっと『イノセンス』を観たのですが、映像以外は実に退屈。個人的には『クーロンズゲート』の方がよっぽど楽しめました。吾輩はこのゲームが結構好きで今も本棚にディスプレイしたりなんかしているのですが、世間様の風当たりは強いようで、クソゲーとして300円をきる値段で叩き売られています。