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2005年01月26日

三条先生、参上

050126.jpg女性の皆さん、そんな引かないでください。ここは健全な良い子のサイトですから安心を。前回のエントリーで少しエロ話が出たので、その関連ネタをキック・オフ。
画面右で鈍い光を発しているビジュアルは、エロ漫画の巨匠 三条友美先生の作品です。吾輩の世代(万博世代)は、公園や裏山でエロ本を発見できた最後の世代ですが、雨風でボロボロになったこの上なく淫靡なエロ本には必ずといっていいほど友美先生のエロ漫画が載っていました。先生の作品はエレクトするかどうかは別にして、肉の匂い漂う濃ゆい世界が繰り広げられていました。ストーリー設定も育ちの良いお嬢様がレゲエのおっさんに弄ばれるようなものが多く、当時吾輩はバリバリのチェリーボーイながら「エグいぜ、先生」と呟いていたものです。
先生のエロ漫画(「マンガ」ではなく、断じて「漫画」です)は擬音の使い方も独創的。たいがいの漫画は「ズボズボ」といったありがちなものが使われますが、先生は違います。「シュッシュッシュッ!」とあり得ない音で攻めてきます。
性犯罪が起きると、よくアダルトを見て現実と虚構の境目がなくなったことが犯罪の原因にあげられたりします。吾輩も今世の中に蔓延っているアダルトならそうなってもおかしくないと思います。しかし先生の作品ではそんなことはあり得ません。なぜなら提示される世界が余りにも強烈で、そんなことを真似たらすぐ人間失格になることが誰の目にも明かだからです。要するに描かれる内容がエグいかどうがが問題なのではなく、アプローチの仕方に危険性が潜んでいることをPTAのおばさまは理解しないといけないと言いたいわけです。いや、別にそんなことは言いたくなかったです…。
とにかく三条友美、エロいです。

posted by ichio : 21:50 | | trackback (0) |