『ビッグ・フイッシュ』
先日、ティム・バートンの『ビッグ・フィッシュ』をレンタル。ティム・バートンは大好きな監督の一人なんですが、前作『猿の惑星』を目の当たりにした時の落胆が抜けきらず、『ビッグ・フィッシュ』の劇場鑑賞は遠慮しておりました。
結論から言いますと、『ビッグ・フィッシュ』は凄くいい作品です。「裏切ってすんませんでした」と謝りたくなるほどです。彼の十八番のファンタジー路線なんですが、いつものちょっぴりダークなテイストを控え目にして、心温まるお話に仕上げています。さすがティム・バートン!と思わせるのは、お涙頂戴の安っぽい話になっておらず、「そんな事もあるよね」と薄汚れたオッサンを胸キュンな気分にさせるところ。これは『猿の惑星』や『スリーピー・ホロウ』にはなかった感触です。
話はそれますがスティーブ・ブシェーミの顔ってホント強烈ですね。この作品でも彼が登場した後の何分かは彼の顔面の残像がチラつき、ストーリーが頭に入ってきませんでした。インパクトとしては顔面凶器の誉れ高いウィレム・デフォーを完全に凌いでいる。二人ともお酒に漬けたらハブ酒みたいに、ええお酒ができると思います。