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2005年04月25日

見世物小屋

050425.jpg間もなくゴールデンウィーク。吾輩は小さい頃、ゴールデンウィークになると京都伏見に住んでいる同い年のいとこの家に泊まりに行き、近くにある藤森神社のお祭りに行くことが恒例になっていました。ここのお祭りは規模が大きく、今ではすっかり見かけなくなったヒヨコ釣りやコイの引っ掛けなど多くの出店が立ち並び、地元ヤンキーだけでなく吾輩達キッズも狂喜乱舞していました。そんな中でダントツのインパクトを放射していたのが見世物小屋。毎年、蛇女や水中で暮らす河童人間など度肝を抜く出し物が用意され、不気味な絵が描かれた看板が掲げられていました。そして、入口付近に座っているオッサンが白いハンケチを巻いたマイクを握りしめ独特の拍子で呼び込みをしている。吾輩はそのフレーズを100%信じ込み、蛇女自体よりもそれを見世物にしてしまう謎の集団に恐怖したものです。
何年か前に『エレファントマン』を観て見世物小屋の記憶がよみがえり、藤森神社のお祭りに行ってみました。今もあの恐怖の小屋はあるのか?!期待に胸躍らせたものの、見世物小屋はユルいお化け屋敷にかわっていました。余りに弛緩した空気のためか、一緒に入った友人は「うらめしや〜」と脅かしに現れた幽霊に「出口どっちですか?」と訊く始末。幽霊も幽霊でご丁寧に「あっち」と指をさして教えてくれた。その時はユルさ加減に苦笑してしまいましたが、今になって「癒し系お化け屋敷」の確立というアバンギャルドなことをしていたことが分かりました。

posted by ichio : 23:07 | | trackback (0) |