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2005年04月28日

絶対恐怖

050428.jpg夏でもないのにホラー/オカルト ネタを連発。吾輩にとってこの今先どんなことがあろうとも世界でいちばん怖い映画は『エクソシスト』です。あの身の毛もよだつ特殊メイクが強烈なインパクトを与えているのは間違いありませんが、今となってはこれくらいの特殊メイクは当たり前。にも関わらずこの映画だけが飛び抜けて恐ろしいのは何故か?いくら考えても分かりませぬ。ちなみに続編の「2」「3」「ヒギニング」と、すべて観ましたが、悲しくなるほど怖くありませんでした。
そういえば去年『サスペリア』を観直したのですが、笑うどころかすっかり和んでしまいました。やっぱり色褪せない感動を与えるよりも、色褪せない恐怖を与えることの方がずっと難しいんですね。
でも幼い頃にすり込まれた恐怖体験は別物。恐怖を与えたそのものよりも記憶が一人歩きして、どんどん強大な恐怖へと成長していきます。吾輩の場合は『悪魔の手毬歌』がそれ。親戚のおばちゃんに「映画つれてったろ」と誘われついて行ったら、いきなり障子ごしに背中の曲がった老婆が鞠をつくシーン(だったような気がする)を見せつけられ、しばらく一人でトイレに行けない日々がつづきました。今もこの恐怖は心の奥深くに居座っており、この映画だけはもう一度観ようという気になれません。
吾輩を恐怖のどん底に陥れたこのおばちゃんには『オーメン 最期の闘争』にもつれていかれ、怖い思いをさせられました。何で小さい子どもをこんな映画ばかりつれて行ったのか、今も不思議でなりません。
最近では『リング』中に出てくるの謎の映像や『呪怨』(特にビデオ版)にビビッてしまいました。これ、子どもに観せたらかなりの確率で絶対恐怖になると思いますので、気をつけてください。

posted by ichio : 23:15 | | trackback (0) |