イーノ、大いに歌う
一部の音楽ファンはこの夏、ブライアン・イーノで禿げ上がって…もとい盛り上がっているのではないでしょうか。かくいう吾輩もその一人です。最近、過去の作品が再リリースされてジワジワ禿げ…盛り上がったところで(くどいですか?)、新作が2作発表されました。
ひとつはロバート・フリップと30年ぶりの共作となる『イクエイジョナル・スターズ』。これは今までの彼とのコラボレーションと同じアンビエントなんですが、個人的には3作の中でこれが一番好きかも。若干、フリップ卿のギターが音楽的過ぎて(変な言い方ですがギターを弾いてしまっている)古臭く感じられるところもありますが、めちゃめちゃ気持ちいい音になっています。
そしてもうひとつは、これまた『ビフォア・アンド・アフター・サイエンス』以来28年ぶりのボーカル・アルバムとなる『アナザーデイ・オン・アース』。といっても90年代に出したジョン・ケイルとのアルバム『ロング・ウェイ・アップ』でボーカルをとっていたし、その他でもちょこちょこ歌っているのですが、ソロ名義ではこれだけの間隔があいたそうです。今作の感じは、『ビフォア〜』のB面と『ロング・ウェイ・アップ』を足して2で割ったようなテイスト。メロディも心地いいんですが、それよりもあのビロードのような声が聴けるだけでありがたい気分になります。(声の加工はせん方がいいのになぁ)
しかし、このジャケット・デザインはどうなんでしょう?まぁ右上の表面はいいとして、裏面はあり得ないデザインです。是非お店で見てください。