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2005年07月30日

ダニエル・ラノア〜『ベラドンナ』

050730a.jpg傑作『シャイン』からわずか2年のインターバルで発表されたダニエル・ラノアの新作『ベラドンナ』。今回は4作目にして初のインスト作。『シャイン』でも「トランスミッター」という素晴らしいインスト曲があったのでかなり期待していたのですが、その内容はまさにグレイト!の一言に尽きる出来ばえ。予想よりもダウン・トゥ・アースなテイストでしたが、耳を傾けているうちに確実にどこかへ連れていってくれます。
一度こういうアルバムを聴きながら一直線にのびる道をクルマで突っ走ってみたいと思うのですが、あいにく吾輩はバリバリのペーパードライバー。免許をとって15年以上経ちますが、走行距離はたぶん1000kmいってないと思います。なぜ運転しないのか? 答えは簡単、恐いからです。どうしても左右の距離感がつかめない。だからいつも知らない間に左に寄っていて、助手席の人に死の恐怖を味わって頂くことになります。(吾輩は自分大好き人間なので、右に片寄ることはぜぇ〜ったいありません)大体、運転席が一方に片寄っている構造がおかしいんですよ。フォーミュラーカーみたいにまん中にハンドルがあったら、そりゃぁ吾輩だってご機嫌に縦列駐車します。
まぁそんなことをクドクド言っても運転できない訳で、仕方なく遥か彼方に広がるアメリカの大地を夢見てこのアルバムを聴いている次第です。
ダニエル・ラノアはこのインスト・アルバムをモノにしたことで、次のアルバムもさらに深みのある内容になるのではと今から楽しみにしています。

posted by ichio : 10:12 | | trackback (0) |