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2005年08月09日

吾輩の3大UMA

050809.jpg吾輩の映画キャラ・3大UMAといえば、「エクソシストの悪魔(バズズ)、エイリアン、ターミネーター」です。どなたもお目にかかったことのない種類の方々で、何をしでかすか分からない。そして案の定、彼らは想像を絶する凄まじい姿を見せつけ、吾輩の脳にヒビを入れるのです。
吾輩が恐怖を感じるのはエグいシーンそのものではなく、前フリ部分。エクソシストだと首が180°回転するシーンではなく悪魔が逆さに喋りだすところ、エイリアンだと流れ着いた惑星に謎の卵がズラリと並んでいる光景がたまらなく怖い。そしてターミネーターは、ヒロイン(といっても、かなりブサイク)を追いつめた酒場での銃撃戦です。ターミネーターが小型のマシンガンを撃ちまくる時、ニワトリのように頭を動かすのですが、これが‘人ではない何か’であることを感じさせて、言いようのない恐怖が襲ってきます。
この演技をつけたジェームズ・キャメロンはオスカーものでしょ。ホント、この頃の彼は凄かった。B級映画独特の生々しい感触と、たたみかけるストーリー展開をミックスさせて、観ている者を映画の世界に引きずり込んでいました。
それがターミネーターに「アイル・ビー・バック」と言わせたばかりか、挙げ句の果てにはタイタニック号の甲板でのT字ダッコですよ。こういう悲しい変わり様を目の当たりにすると、ジョン・カンペンターの変わらないことの偉大さが分かります。

posted by ichio : 23:57 | | trackback (0) |