ゾンビ創造主 降臨！

ゾンビの創造主 ジョージ・A・ロメロが20年の沈黙を破ってつくった『ランド・オブ・ザ・デッド』がいよいよ公開されます。ザック・スナイダーによる『ゾンビ』のリメイク『ドーン・オブ・ザ・デッド』では走るゾンビが登場し、ゾンビ業界に新たな風を吹き込みましたが、今回は知能を持ったゾンビが登場するとか。これは怖い…。（って言うか、これってゾンビなのか？）
今までなら強化ガラスのドアを閉めたらひとまずゾンビの攻撃は防げましたが、知能を持っているとなるとそうはいきません。ゾンビにパソコンを使ってセキュリティ解除された日にゃ、もうお手上げでしょ。ゾンビのダブルクリック、考えただけでも恐ろしい。近い将来、ゾンビは知能だけでなく知性も備えて、‘きれいな人間の食べ方’なんていう礼儀作法もできるに違いない。
そんな期待膨らむ『ランド・オブ・ザ・デッド』ですが、一抹の不安が残るのも確か。というのも、何年か前にロメロがつくったゲームソフト『バイオ・ハザード2』のテレビCMがかなり酷かったから。
話はちょっとそれますが、ゾンビ映画を観る度につらい思いをしてゾンビと闘うよりも、さっさとゾンビになってしまった方が幸せなんじゃないかと思ってしまいます。さすがに顔をかじられるのは痛いので、大人しそうなゾンビに指先だけ噛んでもらえば楽にゾンビになれる。ゾンビになったら、人間時代にはあり得ないような清々しい気分になれるような気がしてならないんですよねぇ。
とは言いながら、実際にゾンビが現れたら吾輩は間違いなく我先に逃げると思いますが、「もう、あかん！」と思った時は、この方法をトライしてみようと思っています。