新しいカテゴリー
とある書店を通りかかった時、『楽しい三十路体験』というタイトルのエロ雑誌を発見。久々にビビッときました、‘三十路’という言葉。特定の方には既にお馴染みのフレーズなのかも知れませんが、エロ最前線から遠のいてしまった吾輩にとっては今までボンヤリしていた領域を明確にしてくれる神の啓示でした。
まぁ、左の図を見てください。エロにおける女性カテゴリーは、まず未婚か既婚かに大別できると思います。また、カテゴライズの軸を年齢に置いた場合「ギャル」〜「お姉様」〜「熟女」に分けることができ、先ほどの未婚 or 既婚とミックスさせることによってカテゴリーの細分化ができる訳です。(そしてさらに職業や性癖などを加えることで、壮大なAV曼陀羅が形成されるのでございます)
今まで吾輩の中では、「お姉様」の次に来る年齢カテゴリーは「熟女」だったのですが、お義母さまジャンルの確立に伴い「熟女」という言葉が指す年齢が高くなり、30代の女性を表す言葉がスッポリ抜け落ちた状態になっていたのです。そこにこの‘三十路’ですよ。「お姉様」と「熟女」の間を埋めるまったくもって見事な言葉です。
男同士の間では名刺交換的な会話として「どんなAVが好きですか?」なんて話をすることがありますが、この時に「熟女です」と答えると決まって相手に「濃いですねぇ」とか「マニアックっスね〜」などと言われ、「いえいえ熟女と言ってもキツいオバサンではなくて〜」と説明してやっと正確な内容を分かってもらえるもどかしい状態がずっと続いていました。しかし、‘三十路’のおかげですべて問題解決です。ホント、この言葉が定着してカテゴリーになったら、お目当ての作品も探しやすくなって助かるんですけどね。
音楽雑誌なんかでよく「オレ達はどのカテゴリーにも属さない」「オレ様たちにレッテルを貼るんじゃねぇ!」と息巻いている若手バンドを見かけますが、そんなにイヤですかね、カテゴリーで括られるの。(そんな尖ったことを言ったすぐ後で「オレ達は最高のロックンロールバンドだ」なんて思いっきり自分たちでレッテル貼ってるヤツいますけどね)
以前、細野晴臣が「カテゴリーが文化をつくる」というようなことを言っているのを見て、やっぱりこのお方は凄いと感服したおぼえがあります。日頃観たり聴いたりする映画や音楽でも、自分だけのジャンルやカテゴリーをつくるのって楽しいですもんね。
ま、そんな訳で今まで自分だけのカテゴリーだった‘三十前後の女性’枠を共通言語化してくれた‘三十路’というフレーズに感謝です!