何ちゅうことすんねん！

ボスニアで平和の願いを込めて建てられたブルース・リーの彫像が除幕式から1日も経たないうちに壊され、ヌンチャクが無くなるという事件が発生。彫像建立を推進した団体の「ブルース・リーが我々を団結させるというわけではない。人はみな違うし、団結させることはできない。我々はいつでもイスラム教徒、セルビア人、クロアチア人だ。しかし、みなが共通に持っているものがブリース・リーだ」という感動的なコメントがいとも簡単に踏みにじられる悲しい結果に。ホンマ、何ちゅうことすんねん！て感じです。
話はそれますが吾輩も小さい頃、親に「何ちゅうことすんねん」と呆れられたことがあります。ひとつは、浮き輪と起きあがりこぼしが合体したサンドバッグのオモチャを買ってもらった時のこと。最初はご機嫌にこのレッドキング版サンドバッグにパンチ&キックを浴びせかけていたのですが、敵はすぐに起きあがってくる。腹を立てた吾輩は台所からハサミを持ち出し、グサグサに刺して退治してやりました。この光景を間近で見ていた母親は怒るというより、かなり不安がっていたような気がします。
もうひとつは、強盗に殺されたフリをしたこと。母親が買い物に行っている間に包丁を床に放り出し、階段の上で仰向けにブッ倒れるという迫真の演技をかましたのです。吾輩のイメージではすぐに芝居だとバレて、「ええかげんにしいや！」で終わる感じだったのですが、舌をリアルに出して倒れる息子を見た母親は「あがががぁ〜」と文字では表現出来ない悲鳴を上げたのです。これはマズいと思いすぐさま笑顔で起きあがると、2〜3秒の沈黙の後、烈火の如く怒られました。今、同じことしても怒られますかね？多分、死んでしまう気がします。