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2005年12月16日

好きか嫌いか、『五条霊戦記』

051216.jpg別にそんなに好きでもないのに、何や知らんけど何回も観てしまう映画というのが誰にでもあると思います。吾輩の場合、幼少期は毎年お正月になると放映されていた『猿の惑星』(今ではかなり好きですが)、青春童貞期はほぼ隔月ペースで放映されていた『スパルタンX』だったような気がします。そして最近の筆頭は『五条霊戦記』。観ると必ず「中途半端やなぁ〜」とボヤいてしまう出来なんですが、近所のレンタルビデオ屋さんが割引キャンペーンをすると何故か借りてしまう。近頃ではDVDを買ってしまおうかとも考えております。
この映画は牛若丸と弁慶が五条大橋で戦うSFチャンバラなんですが、ホント、これだけの内容。お口をポカ〜ンと開けて、ヨダレを垂らしながら観る作品です。序盤の夕日が沈むシーンや、平家の武士達が「鬼が来たぁ〜」とおののくシーンなどは‘これって傑作かも’と期待させる雰囲気を持っているのですが、中盤からはグダグダ。クライマックスの決闘シーンなんて‘それはないのとちゃいますか?!’という肩すかし。
そんなイマイチ具合なのに、それでもまた観てしまう。これってやっぱり‘好き’ってことなんでしょうか。それとも自虐プレイの一種なんでしょうか。それにしてもこの映画、浅野忠信をはじめ出演者全員、何喋ってるのかさっぱり分からん。

posted by ichio : 01:43 | | trackback (0) |