マッチ ラベル

日頃何かと『ku：nel』もどきなものにイチャモンをつけている吾輩ですが、ガーリーな心も持っておりまして、イカす欧州デザインを見る度に「かわいい」と乙女チックな声をあげています。
ちょっと前に雑誌なんかでオサれな世界の切手が取り上げられていた時、吾輩も‘集めたい！’と心躍ったのですが、小学生の時に切手集めにハマり、お小遣いの大半を切手に費やした経験があり、今この趣味に没頭するようなことになれば我が家の財政に影響を及ぼしかねないと渋々スルーしました。
何とか切手の誘惑を乗り越えたと思ったら、今度はチェコのマッチラベルが「悪いこと言わへんさかい、ちょっと見てみよし」と声をかけてくる。恐るおそる雑貨屋さんの棚を覗いてみると、これが滅法かわいい。買うか買うまいか悩んだ末、「切手と違ってチェコのマッチラベルはそう簡単に手に入るものじゃない。ブームが去れば買いたくても買えない状況になるに違いない。故にハマる心配なし」という結論にたどり着き、ひとまず生肉協会のノベルティと思われるラベルを購入。ついでにちっちゃいフレームも買って、自宅デスクにディスプレイ。
デスク正面にはこのかわゆいマッチラベルがあり、90°左に首を曲げた本棚からはKISS〜ジーン・シモンズが舌を出してこちらを睨み付けている。そして、その横には仏頭が。我が家は日毎に訳の分からん空間になっています。