夏の夜のアンビエント

祇園祭だったらしい、三連休だったらしい、26時間テレビやってたらしい（興味ありませんが）、巨人が広島より下にいるらしい、露鵬がキレたらしい。
いろいろな事が起こっている世の中の裏側で、今日もマックのキーボードを叩く。
頭が煮詰まってきたので、潔くコンピューターの電源を切ってメディテーションズさんに行く。お目当ては元ポポル・ヴーのメンバー、KLAUS WIESEのソロ作品。
サイトでチェックしていた『VISION』が売り切れていたため、代わりに『DUNYA』をゲット。KLAUS WIESEの作品を聴くのは今回がはじめてだったのですが、かなりのお気に入りに。
ドローン系のアンビエントで、重い持続音に波の音や鳥の鳴き声、仄かなインストが重なってくるというもの。すごくきれいで、心和む音です。
吾輩の中でアンビエントは、自然の風景を思い起こさせるものと、都市の景色を連想させるものに別れるのですが、『DUNYA』は前者のタイプ。今頃の季節、ひと気のない静かな山に行って、星空を見ながら聴いてみたい。音につられて野生のシカなんかがやって来て一緒に聴くなんて、最高ですよね。
こんな小粋なこと書いたりしてますが、仕事の帰りにチャリで横断歩道を渡っていたら、左折車に思いっきりクラクションを鳴らされ、未だに腹が煮えくり返ってます。だからホントの気分は、バリバリ「アナーキー・イン・ザ・UK」です。