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2006年09月12日

シューマッハ引退

060912.jpg今回は『KITSCH de F1』を飛び越えて、F1ネタをエントリー。ご存じの方も多いと思いますが、現代F1の一時代を築いた巨星ミハエル・シューマッハが、今年限りで現役を引退することを発表しました。
吾輩はシューマッハのファンではありませんでしたが、ここ1〜2年、新しい世代に煽られながらも懸命に踏ん張る彼の戦いぶりを見て、迂闊にもカッコいいと思ってしまいました。
類い希なるドライビング能力と、異常ともいえる勝利への執着で積み重ねた優勝は現時点で90勝。そして、ドライバーズ・タイトル獲得は実に7回(今年8回目を獲る可能性大)。歴代2位はそれぞれ、プロストの51勝とファンジオの5回(ちなみにファンジオは50年前の人です)。ポールポジション、ファステストラップ獲得数もシューマッハがトップ。
そんな偉大な記録をつくってきたシューマッハですが、強引な走りやワンマンなチーム体制、ライバル不在などのせいで、いろいろ批判されてきたのも事実。土壇場でダーティなことをしたこともあったし、ガチガチの契約でチームメイトとの真っ向勝負を避けてきたことは確かですが、それでも彼がF1史上トップ・オブ・トップのドライバーであったことは間違いありません。
もし、セナが生きていれば、同時代の唯一のライバル ハッキネンが早い時期に速いマシンを手に入れ、もっと現役生活を続けていたら、シューマッハのF1人生は違ったものになっていたと思いますが、それはあくまでもファンタジー。いずれにしても、凄すぎるドライバーでした。
さて、来年からF1は正真正銘の新時代に。次代を担うアロンソやライコネンだけでなく、さらに若いドライバーも頭角を現しつつあるので、これからもF1から目が離せません。

posted by ichio : 01:23 | | trackback (0) |