エアギターよりも

近頃、エアギターが流行っているようですね。多くの音楽好きの方々と同じく、吾輩もずいぶん昔からエアギターはやっております。
好きなミュージシャンの曲を大音量でかけて、自分が思うカッコいいスタイルの弾き真似をする。しかもウットリ悦に入った表情を浮かべて。吾輩の場合は、低めのポジションに構え、気合いの入ったカッティングを繰り広げるUKスタイルがお気に入り。たまに番外編として、ピーター・フックばりのエアベースもやります。
この羞恥心を捨てきったウラ晴れ姿をつれ合いに見られると、チンコの裏を見られるよりも恥ずかしい気持ちになります。この前、1歳になる子どもに会心のエアギターを披露したら、完全に呆れられました。
さて、吾輩のエアプレイにはもうひとつ、とっておきのものがあるのです。それはズバリ、‘エア モリッシー’。字のごとく、画像のようなモリッシーのけったいなアクションを真似することです。
曲がはじまるとトロンとした半目になり、頭を抱えた憂鬱なポーズをとったり、両手で胸をまさぐったり、それはそれは人には見せられないおぞましい姿を連発します。（でも、コレ、やってる人は意外に多いのでは）
自分がやるのはいいけど、つき合いはじめたばかりの彼女がエア モリッシーをしているのを目撃したら、間違いなく引くな…。