KITSCH PAPER

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2007年01月23日

極楽行き

070123.jpg日曜日は完全OFF。つれ合いと子どもは実家に帰っているので、久々にお寺探訪することに。どこに行こうか思案した結果、大阪 平野にある全興寺に決定。ここは、おっとろしい鬼や閻魔様がいらっしゃることで知られているゴー・トゥ・ヘルなお寺。どうも吾輩は正統派ジャズよりもB級ジャズが好きなように、お寺も珍寺に惹かれるみたい。
全興寺のある界隈はまだ下町風情が残っていて、昔ながらの商店街がいい味を出している。(いつか三都 下町商店街マップみたいなものを作ってみたい)今回は自分の嗅覚を試すべく、駅から寺までの道順をあえて調べずに寺から発せられる妖気だけを手がかりに目的地を目指したところ、いとも簡単に到着。看板や人通りもなかっただけに、これはちょっと嬉しかった。
お寺の詳しいレポートは「KITSCH-PAPER」4号のために出し惜しみすることにして、吾輩の全興寺の感想は‘実にいいお寺’。これはストレンジな魅力だけでなく、お寺本来の仏パワーも凄く感じるという意味で。というのも、境内に「ほとけのくに」という151体の仏像がいらっしゃる地下の瞑想空間があるんです。薄暗い空間の地面はステンドグラスの曼荼羅になっていて、ここに座って瞑想するというシステム。空間の縁は小さな池になっていて、柱から滴り落ちる水の音がすごく気持ちいい。さらに、水琴窟まである演出ぶり。せっかくなので曼荼羅の上に鎮座し、昼ごはんに何を食べようか考える。
すっかり心がきれいになったところで、閻魔様がいらっしゃる地獄堂へ。お堂に入る前に「極楽度・地獄度チェック」をしたところ、閻魔様から‘極楽行き、合格!’とお墨付きを頂きました。
それにしても、地獄堂にいる鬼とお化け、怖すぎです。あと、VTRで流れる地獄ツアーの無限地獄のくだりもかなりヘビー。
お寺を出て商店街にある食堂で好物のチキンカツを食べた後、天王寺から梅田までの「ひとり歩こう会」をはじめたのですが、谷6でギブアップ。罰として、喫茶店でコーヒー飲むのを禁止。喉カラカラにして、京都まで帰りました。
何でこんなことをしているのか、自分でもさっぱり分かりません。

posted by ichio : 02:37 | | trackback (0) |