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2007年01月31日

デヴィッド・T・ウォーカー

070131.jpgCDシッョプで‘売れすぎて困っています’という調子にのったフレーズが目に飛び込んできて、何のことだと見てみると、そこにはデヴィッド・T・ウォーカーの70年代(Odeレーベル時代)の作品が並んでいた。
この人は、モータウン黄金期を陰で支えたギタリストで、その他にもファンキー系のジャズやフュージョンなど、さまざまな作品に参加している才人。彼の名前は知らなくても、スティービー・ワンダーの『インナービジョン』や、マーヴィン・ゲイの『レッツ・ゲット・イット・オン』で弾いていた人といえば、ピンと来る人も多いのでは。何でも、最近ではドリカムでも弾いていらっしゃるとか。
偉そうなこと言ってますが、実は吾輩も彼のセッションワークしか知らなくて、ソロ作品はまったくの未経験。
買って、バイヤーさんのウキウキ気分をさらに盛り上げるのが少々シャクな気もしましたが、仕方なくレジへ。やっぱり、アイキャッチになるコピーは重要ですね。イラッと来ても結局は気になって買ってしまうわけですから。
今回買ったのはソロ4作目となる『デヴィッド・T・ウォーカー』。他の作品も試聴したところ、『プレス・オン』の方がアレンジ面で洗練されているような気がしたものの、ジャケットデザインでこちらをチョイス。
中身の方は結構大味なんですが、とにかくギターの音色が気持ちいい。透明感があるんだけどマッタリしている、熱いんだか涼しいんだか分からない何とも不思議な感じ。フレーズもポツリポツリと遠慮がちに弾いているのに、どういうわけか脳ミソの端を突っついてくる。AV男優に例えるなら、チョコボールよりも鷹アニキといったところでしょ。このオジさん、たぶんドスケベだと思います。

posted by ichio : 00:45 | | trackback (0) |