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2007年10月06日

香りは意外に淡白

071006.jpg近頃、Perfumeが評判のようですね。(吾輩は最近彼女たちのことを知りました)
You Tubeで見てみたら、確かによくできている。曲もしっかりしているし、歌詞もキーワードがそこかしこに散りばめられていてソツがない。
ファンになってもいいかなぁと思ったんですけど、悲しいかな女のコの顔がどうにもタイプじゃないんですよね。飲み会で会っても、まったくワクワクしなさそうなコもいたりする。仕方ないので、しばらく保留します。

ジパングでは時々こうした電脳風味のユニットが現れますが、どれもあと一歩ってところで消えていきますね。やっぱり、森高千里が強烈すぎたのでしょうか。
彼女は、チープでステレオタイプな世界観やフレーズをベタベタ貼り付けて、唯一無二の世界をつくり上げるという奇跡を起こした人ですからね。
吾輩は正直好きではありませんが、どうでもいい存在ではなく、皮膚感覚で拒んでしまう。要するに無視できない存在なんです。こんな感じの人、他に思いあたらない。何か、パワーを持ってはるんでしょう。

さて話はもどりまして、Perfumeを見て思い出したのが、ウィリアム・ギブソンの『あいどる』という小説。発売された当時は小説が現実の後追いをしているように感じて、ウィリアム・ギブソンも新機軸を見つけないと厳しいなぁなんて思っていたんですけど、今読んだら案外おもしろいかも。

posted by ichio : 01:22 | | trackback (0) |