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2008年01月24日

父親になって

080124.jpg早いもので我が子(親バカですみません)も2歳になり、だんだんコミュニケーションがとれるようになってきました。まだまだボキャブラリーは少ないのですが、絶妙のタイミングで厳選された言葉を発するのでドキッとさせられます。いやぁ、こわいくらいにこっちの話を聞いたり、見たりしています。

よく 子どもを持ってはじめて親の気持ちが分かるといいますが、これは本当ですね。今までテレビなんかで子ども関連のニュースや番組を見ても何となく‘かわいいな’‘かわいそうやな’と思うだけだったのですが、今では容赦なく涙がこぼれ落ちてしまいます。
なので、『クレイマー、クレイマー』を観てもダスティン・ホフマン演じる父親に‘分かる、分かるよぉ、その気持ち!’と、感情移入しまくり。特に子どもを厳しく叱った後にウイスキーを飲むシーンを観るたびにダスティン パパと大吉へ飲みに行きたくなります。子どもを叱った後というか、忍耐が切れて素で怒ってしまった後の苦々しい気分は親でないと分からないんじゃないでしょうか。
またそれとは反対に子どもの笑い声がとんでもなくハッピーにしてくれることも親になってはじめて知りました。親って教えるよりも教えられることの方が圧倒的に多いです。

ところで『クレイマー、クレイマー』の原題は、『クレイマーvs.クレイマー』。こっちの方がインパクトがあるうえに、親と子どもの関わり、夫婦の関わりが伝わってきていい。是非とも改題してください。

posted by ichio : 00:25 | | trackback (0) |