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2008年12月17日

魅惑の狭小スペース

081217.jpgこのところいろいろな仕事が重なり、逃げ出したくなる気持ちを抑えながら毎日マックの前に座り、キーボードを叩いています。いやホント、誰にも見つからない穴があったら入りたい。
今の世の中グローバル化なんてカッコいいこといってますが、人が最終的に行き着くところは、身ひとつ入るのがやっとな狭小スペースです。モビルスーツのコックピットやドラえもんが寝ている押入、5人お客さんが入ったら満席になる焼鳥屋さんなんかに多くの人が憧れるのは、そのあらわれでしょう。
吾輩は子どもの頃、実家にあった掘りごたつにおもちゃや本、食料を持ち込んでは夜な夜な秘密の時間を楽しんでました。いやぁ、夜中に掘りごたつの中でマンガを読みながら食べるカレーは最高でした。
そんな吾輩の理想郷を高い完成度で具現化しているのが、イタリアデザイン界の巨匠 ブルーノ・ムナーリがつくった「アビタコロ」というオールインワンな居住システム。ご覧の通り、スチールの骨組みを調節するだけで自分にピッタリの空間ができてしまうんです。吾輩は最近「アビタコロ」の存在を知ったのですが、もし子どもの頃に知っていたら絶対におねだりしていたはず。というか、今もバリバリ欲しい。
吾輩なら真ん中の段をベッドにして、足元のラックに小型テレビを置くな。そして上段にCD・DVD・本、下段にその日の食料をスタンバイ。あっ、ティッシュペーパーも忘れてはいけません。
これでベッドに寝そべりなが、お気に入りのCDを聴いたり映画を観ることができる。万が一(十中八九ですが)エロ煩悩が湧き出ても、ティッシュがあるので安心です。
むぅ、考えれば考えるほど欲しくなってくる。でも、ひとつ問題がありまして、我が家は「アビタコロ」が入るほど広くないんですよね。

posted by ichio : 01:08 | | trackback (0) |