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2008年12月20日

オススメの本

081220.Jjpgつれ合いに我が家にある本の中でオススメはないかと訊かれ、吾輩のフェイバリットであるポール・オースターを推薦。何冊かあるうち、つれ合いが手をのばしたのは『ムーン・パレス』。吾輩としてはまずニューヨーク三部作から読んでほしかったのですが、まぁ仕方ありません。それからしばらくテーブルやラックなどに本が置いてあるのを目にして、順調に進んでいるんだなぁと思っていたら、ある日‘あの小説、いつ終わるやろ?’という、何やら哲学めいた質問を受ける。
そこで今度は吾輩のいちばんのお気に入り『幽霊たち』を自信満々に渡したのですが、これも‘どうにも受けつけない’と返却されました。
そういえば以前、仕事でキャバクラ嬢と話をした時、女のコから‘好きな小説は何?’と逆質問され、とっさに『幽霊たち』と答えてキョトンとされたことがあります。『電車男』や『ハリー・ポッター』と答えるのが正解だったのですが、出てきませんでした。この時、眉ひとつ動かさずにそう答えられていれば、きっと話も盛り上がり、好意を持たれて告白されていたにちがいありません。まだまだケツあおいです。
そういえば、ポール・オースターの新作『幻影の書』が出てますね。スティーヴン・ミルハウザーの『ナイフ投げ師』も手つかずだし、『重力の虹』や『百年の孤独』に匹敵する傑作といわれている『ラナーク』にもチャレンジしたいと思っているのですが、当分はお預け状態がつづきそう。

で、今つれ合いが読んでいるのはダグラス・クープランドの『ライフ・アフター・ゴッド』。ダグラス・クープランドって吾輩の大学時代えらい話題になった人ですが、今も第一線で活躍してるんでしょうか。ちなみに彼の作品の内容は、ほとんど覚えていません。

posted by ichio : 21:41 | | trackback (0) |