2009年は裕也でスタート！

明けましておめでとうございます。いつもと同じように日が変わっただけなんですけど、「正月」という言葉を見たり・聞いたり・自ら口にしてみたりするだけで何となくめでたい気分になるのは何ででしょう。
吾輩も電気のスイッチを切り忘れたり おせちをこぼしたりして つれ合いに怒られる度に‘正月なんやからええやん’というフレーズを連発していました。で、相手もそれで許してくれたりする。お正月って素晴らしい。
ということで正月気分を盛り上げるために吾輩の2009年の抱負をあげると、「マイルス・デイビスを中心にじっくりジャズを聴いてみる」「ラモーンズのファンになる」「タレント本にハマる」「見仏・狂言鑑賞を再開する」「モテたいオーラを前面に出す」「エロ煩悩（略してエロぼん）を解放する」「KITSCH PAPERの4号をつくる」ってところでしょうか。
う〜ん、見事に仕事に関する抱負がひとつもない。強いていうなら、人の顔と名前を覚えるスキルを身につけたいと思っています。あと、そろそろ自分の事務所の電話と携帯電話の番号を覚えたい。冗談ヌキで、これがどんなにがんばってもできないんです。ちなみに自宅の電話番号と住所も覚えられません。

さて、今年の抱負を実行するために早速『オレはロッキンローラー』という内田裕也の復刻本を購入。タイトルと表紙のインパクトに負けないくらい中身もおもろいです！さらに中扉で登場するパジャマ姿の裕也さんがカッコよすぎる！完全にイッちゃってます。
言ってることは案外まともというか至極真っ当なことが多いのですが、表現としてアウトプットされる段階になると笑ってしまうカタチに…失礼、吾輩のような凡人には理解できないカタチにヘンゲしている。そのプロセスがどうなっているかがすごくミステリアスです。年末年始やたら多かったピラミッド・ミステリーものをひとつカットして、裕也ミステリーにしてほしかったです。
ロックンローラーではなくロッキンローラー。この違いに彼の存在感を際だたせているワケがあるような気がします。この本を読んで改めて彼のファンになりました。