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2009年03月31日

ジュリーブーム

090331.jpg最近、我が家ではちょっとしたジュリーブームがまき起こっています。すっかりファティーになったリアル・ジュリーにはときめきませんが、テレビで全盛期のお姿を見ては‘カッコいい’と、タメ息を漏らしています。(ちなみに、あっち方面ではありませんのであしからず)
で、テレビでお会いするだけでは飽きたらず、『太陽を盗んだ男』のDVDを購入。この時のジュリーはデビッド・ボウイを凌ぐ色気(妖気)にあふれていて超セクシー。もし迫られたら大人しく抱かれると思います。(あっち方面ではありませんので、くれぐれもお間違えのないよう)
そんな色気を振りまきつつ、作品の中ではジュリーとしてではなく、ちゃんと登場人物であるイカれた教師として存在しているところがすごい。この存在感は持って生まれた才能というしかありません。
『太陽を盗んだ男』は映画としてもとんでもなくブッ飛んでいて、しかもおもしろい。何てったって、冴えない中学教師が原発からプルトニウムを奪って、狭い自宅アパートで被爆しながら原子爆弾をつくってしまう話なんですから。宅録やってる友達ならいますが、宅テロしてる人はちょっと知りません。大体、前半に出てくるバスジャックの犯人からして尋常じゃない。
原爆をつくる過程や、完成した後どうしていいか分からず途方に暮れる主人公の描写は妙にリアルで、こんな奴、ホンマにいるんとちゃうやろかと思ってしまいます。ところが後半に突入するとストーリーが暴走しだして、ワケのわからない捕物帖はあるは、不死身と化した菅原文太演じる刑事とのバトルはあるはで大騒ぎ。
そんなほころびはあっても、衝撃度は同じテロ映画の『ファイト・クラブ』より上です。

話はジュリーに戻り、彼が全盛期 歌番組に出演した映像を集めた『快傑ジュリーの冒険』がたまらなく欲しいのですが、どうにも値段が高い…。それが今の吾輩の6番目のユ・ウ・ウ・ツです。

posted by ichio : 23:33 | | trackback (0) |