KITSCH PAPER

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2009年05月14日

いい顔

まずは映像をご覧くださいませ。みうらじゅんさんがサックスをはじめたワケではありません。この人はジョン・ゾーンというサックス奏者で、ジャズ、前衛音楽、映画音楽、ユダヤをはじめとする民族音楽などをミックスしたり、切り刻んだりしている音楽シーンの重要人物です。お気づきだと思いますが、今回は彼が主役ではありません。クローズアップするのは、彼の後ろでドラムを叩いているジョーイ・バロンです。
どうです、カッコ良かったでしょ。このセンスとテクニック、脱帽です。ドラムってリズムを刻むだけじゃなく、メロディ楽器でもあることを強烈に教えてくれます。この演奏を見るだけで、彼が最高のドラマーの一人だということがお分かりいただけると思います。
そして演奏だけでなく、ジョーイ・バロンをはじめメンバー全員の顔がいい。『KITSCH PAPER vol.1』の特集でも書きましたが、音楽は半分顔で演奏するものだと吾輩は思っています。たいしたフレーズを歌ったり演奏したりしているワケでもないのにいい顔されると、何かすごくカッコ良く見える。(彼らは演奏もすごいですが)ジョン・ゾーンなんて完全にジョーイ・バロンのプレイで目がトロ〜ンとなっちゃってますよね。そしてバロンも‘オレ、感じさせてるよ’と悦に入っている。まさに男同士の熱いセックスが繰り広げられているのです。この場合4人だから乱交ってことになりますね。すみません、何をいいたかったのかさっぱり分からなくなってきました。
そうそう、セックスもいい顔すれば盛り上がるってことです。…なんか違うような気がする。

posted by ichio : 21:32 | | trackback (0) |