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2009年07月25日

逃げる

090725.jpgコンタクトレンズが破れてショップへ。どうでもいいことですが、コンタクトレンズのお店にくっついている眼科の先生って、お水っぽい女医さんが多いのはなぜなんでしょう?
今回は今まで使っていたレンズと同じものを買うのですぐ終わると思っていたのに、面倒くさい検査をさせられてイライラ。吾輩、眼圧を測るのが超苦手なんですよね。空気が出るパスッという音がすると、どうしても身を引いてしまう。この日も堀口元気のアッパーストレートをかわす関拳児のように華麗にアウェイ。最初の2〜3回はスタッフのお姉さんも笑顔で対応してくれていたのですが、だんだん不機嫌になり、しまいにはため息をつかれる始末。さらに‘空気が出るだけなので安心してください’と、まるで子どもをあやすような口ぶりになる。いくら吾輩の頭がユルそうに見えるからといって、のぞき穴の向こうから目つぶしの針が飛んでくるなんて思うほどのアホではない。相手もそれは分かっているはずなのに敢えてこういう嫌みをいっている。サドです。
お姉さんはダメ男的な目で見るけれど、異音を聞いて本能的に逃げるのは、生物的に優れているんじゃないの!といいたくなる。
‘逃げる’で思い出したのですが、パニック映画やホラー映画の被害者は何で逃げるか戦うばかりなのでしょうか。忘れてやいませんか、もうひとつ重要な方法を。もし、吾輩がそういう状況に遭遇したら絶対に、隠れる。誰が何といおうがコレに限ります。
だいたい、逃げることが有効なのは、ごくごく初期段階のみ。この時点で逃げられるのは、あらかじめ情報を持っている人間と偶然ラッキーなシチュエーションにいた人だけ。あとは逃げたところでろくなことはありません。戦うなんてのはもってのほか。ケンシロウ並の超人なら知りませんが、大抵の人間は抵抗する間もなく秒殺されてしまいます。
でも、虚構の世界でじっと隠れていたら間違いなく作者に殺されますね。じゃあ、コンタクトレンズショップならどうか? スタッフのお姉さんと戦うか、吾輩のように逃げるか、それとも受付のカウンターに隠れるか。これは正直、どれもアリだと思います。

posted by ichio : 22:16 | | trackback (0) |