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2009年08月22日

恐れていたことが!

090822.jpg‘ピンクのハートは愛あるしるし。もぎたてフレッシュ、キュアピーチ!’
別に頭がおかしくなったワケではありません。この意味不明の呪文は、「フレッシュ・プリキュア」の登場人物、桃園ラブ(キュアピーチ)のキメ台詞です。
かなしいことに、うちのおチビがプリキュアの存在を知ってしまい、毎日得意げにこの台詞を連呼しているのです。今まで触れないように情報をシャットアウトしていたのですが、今の情報社会では無理があったようで、幼稚園の友だちから感染した模様。
ただ、本人は番組を見たことがなく、プリキュアがどんなものなのかハッキリ分かっていません。だから友だちとプリキュアごっこをしても、キメ台詞を言った後‘戦うわよ!’といわれても、ワケが分からずキョトンとすることになります。どうやらおチビの中でのプリキュアは、ポーズに合わせてキメ台詞を唱えつづけるお姉さんということになっているようです。
そんなユルいファンのくせに、吾輩には偉そうにキュアベリー役を押しつけ、演技指導をします。癪にさわるので、おチビ以上のテンションで台詞を叫んでやると、おチビもそれ以上のハイテンションで叫ぶ。さらに吾輩が高いテンションで叫ぶというバトルをしているうちに、ただの雄叫びになってしまうというのがいつものパターンです。
つれ合いの解説によると、「フレッシュ・プリキュア」にはピンクのハートのキュアピーチ、イエローハートのキュアパイン、ブルーのハートのキュアベリーの3人が登場するとのこと。で、この前の日曜日、おチビがつれ合いと実家に帰っている隙に番組を見たら、何ともう1人、真っ赤なハートのキュアパッションが増えている!(名前のカテゴリーが変わってしまっているのが微妙にイラつきます。素直にキュアアップルでいいんじゃないの) 慌ててつれ合いに電話をしたら、つれ合いも見ていたようで興奮気味。
う〜む、恐るべしプリキュア。子どもの心をつかむツボを知っとるわ。
生まれて初めてプリキュアを見たのですが、案の定おぞましい世界が繰り広げられている。‘プリ’と‘キュア’という単体でも生理的に受つけない響きがあるのに、ふたつが合体してしまったら、もうどうしようもありません。(この響きだけで日本独自のファンシー文化のエッセンスがつまっているように思う)
どうぞ、おチビがこの世界に魅了されないことを祈ります。といいつつ、「フレッシュ・プリキュア」のぬり絵を買って、一緒にぬりぬりしています。

posted by ichio : 00:07 | | trackback (0) |