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2010年01月15日

GOMON MOVIE

100115.jpg去年の暮れから火傷の治療(熱々に熱したポットを握りしめてしまう失態)や、デンタルケアのためにお医者さん通いが続いています。
このような状況で改めて気づいたのは、自分がかなりのビビリだということ。歯医者さんの治療中ちょっとでも神経を刺激されると、即座に右手をあげてしまいます。(治療前に‘痛みがあれば手をあげてくださいね’とやさしく言ってくれていたくせに、実際手を挙げると‘はーい、大丈夫ですよ’と、冷たく却下されるのは納得がいきません)
たぶん吾輩が拷問にかけられたら、というかかけられる前に、あることないこと包み隠さずキレイさっぱりと白状すると思います。

また、お正月にジョニー・デップの『ブレイブ』を観て拷問に対する恐怖心が大きくなってしまい、悪夢を見ることもしばしば。この映画は、ジョニー・デップ演じる主人公が家族をスラム暮らしから救うために、人を拷問して殺すことに悦びを感じる変態男に自分を売るという、何とも救いようのないブルーな代物。こんなことをいったら身もふたもないですが、そんな根性があるなら家族みんなでムツゴロウ動物王国に入国するなり、派遣村に入村して2万円ゲットするなり、他に手はあると思うのですが…。百歩譲って命を売るにしても、せめてどんな拷問を受けるのかメニューは確認しておくべきでしょう。吾輩なんて、飲食店で大盛りを頼む時でも‘大盛りって、どれくらいの大盛り具合ですか?’と確かめるくらいですから。

そういえば映画って、ちょくちょく拷問をフューチャーした作品が作られますね。キリストの受難を描いた『パッション』や究極のドSを描いた『ソドムの市』なんかはかなりエグくて痛い作品ですが、吾輩の中でもっとも強烈な拷問映画は『1984』。ラスト近くで主人公が受ける拷問はコワ過ぎです。もし、あの拷問を吾輩バージョンにアレンジされて受けることになったら……考えるだけで気が狂いそうなのでここら辺でやめときます。

posted by ichio : 00:06 | | trackback (0) |