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2010年01月19日

デザインのチカラ

100119.jpg日曜日、仕事場帰りに雑貨屋さんの「アンジェ」に寄ったところ、ビビーンとくるパッケージを発見。手に取って見たら、「アンジェ」と雑誌「Re:S」と富士フィルムがコラボした「写ルンです」と判明。年齢とキャラに反して胸キュンテイストに目がない吾輩は、ターンテーブル(中古のSL-1200)を買ったところにも関わらず、ズバッとレジへ。自分でも惚れ惚れする男らしさです。(ちなみに今まで使っていたターンテーブルは小学生の時に買ってもらったもので30年近く使いたおしました)
今となっては「写ルンです」を買うことはまずないのに、パッケージがいいと必要ないのに買ってしまう。あらためてデザインのチカラを感じました。

そういえば「Re:S」って、KITSCH PAPERでリンクさせてもらっているUNDERSONさんがデザインを担当されていたと記憶しております。この雑誌、デザインはもちろんのこと写真もすごく良くて、本屋さんに行くとよくバックナンバーを眺めています。写真を撮っておられるのは、「天然生活」などでも活躍している伊東俊介さんという方。プロフィールに載っている写真を拝見すると、実にいい味を出していらっしゃる。さぞ年季が入っている方なのだろうと思っていたら、どうしたことか吾輩より歳下じゃないの。つくづく自分の顔にコクというものが欠落していることを実感。
伊東さんの写真は、一見どこにでもある風景を独特の色合いと被写体にしっくりくるジャストなアングルで特別なものに変えてしまう。ちょっとノスタルジックで、それでいてホッとする不思議な魅力があるように感じます。
上の写真も吾輩が撮影したら、何のために撮ったのか分からない意味不明の風景写真になることは間違いありません。
イケズなので‘それはカメラマンと人柄’とかいって和むのはイヤなのですが、彼の写真を見ていると‘どんな人なんだろ?’という興味がわいてきます。

posted by ichio : 00:49 | | trackback (0) |