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2010年03月17日

F1〜2010年シーズン開幕

100317.jpg先週末、F1の2010年シーズンが開幕。毎年のことなんですが、やっぱり開幕戦はワクワクします。去年は政治的なゴタゴタや八百長スキャンダル、自動車メーカーの撤退などテンションの下がる出来事が多かったのですが、今シーズンは見所がたくさんあり楽しめそうです。
まず、トップ争いをするであろう4チームの力が接近していて、どのレースも8人のドライバー(1チームに2人のドライバーがいることがミソなんです)に優勝するチャンスがあるというのが珍しい。
次に、F1史上ぶっちぎりの優勝数を誇るシューマッハが復活。輝かしいキャリアに自ら泥を塗るリスクを恐れず、41歳という年齢で再チャレンジ。男前です。
そして、天才セバスチャン・ベッテルが才能を開花させるところを目撃するのも大きな見所のひとつでしょう。(もしかしたら、それだけのシーズンになる可能性も…)個人的には今のベッテルとシーズンを通してガチンコで戦えるドライバーは2人だけだと思っています。
そしてもうひとつ日本人として要チェックなのが、フル参戦デビューを果たした小林可夢偉。日本のF1ドライバーって何で変わった名前ばかりなのかという問題は置いといて、とにかくこの元気な若手でドライバー、何かしでかしてくれそうな雰囲気を持っているんです。実際、昨シーズン2レースに出場して世界中を唸らす走りを見せてくれました。(しかし、彼をサポートしてきたトヨタがF1から身を引いたことで突如行き場を失い、あわや実家の寿司屋を継ぎそうになるまで追いつめられたというジェットコースター的な人生を歩んでいらっしゃいます)
片山右京や佐藤琢磨も同じような期待を抱かせてくれましたが、結果は力み過ぎて自滅。まだまだ世界の壁は厚いなぁと思い知らされました。可夢偉の場合も強者が集まるF1で成功するのはハンパなく難しいと思いますが、吾輩はいろんな意味で期待しています。今年からアメリカのインディカーに参戦している佐藤先輩は、可夢偉に「ドライバーたるもの目立ってなんぼ、無茶してなんぼ」という自らのレース哲学を教えるためか、開幕戦でいきなり他のクルマに突っ込み多重クラッシュを巻き起こしてました。相変わらずおもしろい人です。
話は少々脱線しましたが、皆さんも「松山ケンイチ=カムイ外伝=可夢偉」と、マジカルバナナ的に彼の名前をおぼえておいて損はないと思います。いや、このさい積極的に応援して冷えきったモータースポーツ、自動車メーカー、社会全体を盛り上げましょう。
念のためいっときますが、今のF1、特にレギュレーションが変わった今年のF1は追い越しがほとんどなく、最初から最後までグルグル回ってるだけです。

F1話はこちらでもやってますので、良かったらどうぞ。

posted by ichio : 00:43 | | trackback (0) |