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2010年08月04日

お客様は神様

100803.jpg「お客様は神様です」、かつて三波春夫先生はこうおっしゃいました。自分を応援してくれる人に対して感謝の気持ちを忘れてはいけないという立派なお言葉ですが、最近この言葉をお客様目線で受け取っている人がやたら多いように思います。「お客様は偉い」というスタンスで、やたら店員さんに対して偉そうにしているのです。
そういう人は決まって「こっちはお金を払っているんだから」と言います。確かにしっかり仕事はしてほしいと思いますが、お金を払っているのだから威張ってもいいということにはならないし、余りにも品がない。
昔はよっぽどのことがない限り、「スンマセン」「しっかりしてや」で済んでいたと思うのですが。どちらが良いのかは分かりませんが、吾輩的にはもうちょっとユルい世の中に戻ってほしい。
と、分かったようなことを言ってますが、もちろん吾輩も店員さんに怒ってしまうことがあります。先日家族でプールに行った時も、海の家的な売店でやってしまいました。スタッフは見るからに頼りない学生のバイト君たちで、案の定ビーフカレーとカツカレーしか注文していないのにオーダーはおぼえられないわ、順番は間違えるわ、「子ども用のお椀はありますか?」と訪ねたら「割り箸はあるんスけど」と意味不明な答えが返ってくるわと、地味にイライラしていたのですが、いい大人が未成年でしかもがんばってバイトをしているコ相手に怒ってどうすると、負の感情を抑えていました。
長い時間待ってようやくビーフカレーとカツカレーを受け取りルンルン気分で席に戻ったのも束の間、吾輩のカツカレーにカツがのっていないことに気がつき、心の底から「このボンクラがッ!」という言葉が湧き出てきました。(もちろん実際には言っていません)
怒りモードでアピールしてカツをのせてもらい、機嫌を直して食べていたら、何とカレーの中からカツが出現。ちゃんと入ってますやんッ!
しかし何で他の人のカツはカレーの上にのっけてあるのに、吾輩のだけ中に潜り込ませておくのか?! 無駄に怒らせたことと、自分が悪いワケでもないのに結果的に自分が間違っており恥ずかしい思いをしたというワケの分からない状況に陥れたバイト君に対してまたまた「このボンクラがッ!」と怒りがこみ上げてきました。
まだまだ修行が足りません。

posted by ichio : 00:52 | | trackback (0) |