KITSCH PAPER

HOME BOOK DAIRY MOVIE MUSIC ETC
Oh my Buddha!It is such a wonderful site that it's unbelievable.
2011年03月03日

気づき

110303.jpg‘人間は考える葦である’と記したのは、フランスが生んだ天才パスカル。
吾輩も人として生まれたからには、「考える」という人間に与えられた特権を活かして少しでも成長したいとマジ思っています。
人が成長するうえで大きな力となるのが「気づき」ですが、そのきっかけは千差万別。吾輩の場合は「排便」、つまり「ウンチ」(気分が悪くなる方がいらっしゃるといけませんので、以下「モナカ」と表記いたします)から大きなヒントを得ました。リンゴの落下を見て万有引力を発見したニュートンと同じように、一見何の関係もない事象から答えを導きだすあたり、我ながら‘持ってるな’と感じます。
前置きはこのくらいにして本題に入りましょう。吾輩は毎朝規則正しく大きなモナカを製造しているのですが、これにはヨーグルトを食べて腸の調子を整えるだけでなく、ちょっとしたコツが必要なのです。
それは、「焦らず・力まず・気負わず」という心がけ。
まずは「焦らず」。誰しも朝は忙しく、モナカ製造の時間は極力短くしたいもの。しかし、この焦りこそが諸悪の根源。‘早くしなければ!’という思いが気負いと力みを生み、物事はあらぬ方向に進んでしまうのです。もし、ゆっくりとモナカを製造する時間がないのなら、早く起きる。何事もそれくらいの姿勢で取り組みたいものです。
次の「力まず」は、字の通り踏んばり過ぎないということです。早く出してしまおうと踏んばると、逆にモナカが引っ込んでしまうばかりか、大事な菊門をいためてしまうことにもなってしまいます。‘来たッ!’という手応えがあっても平常心を失わず、むしろいつもよりリラックスすればモナカの方からこちらに来てくれます。
これはビジネスも同じ。怪しい絵や置物を売っていて‘あら、ステキ’と食いついてきたカモに、いきなり‘こちら100万円となっております’などと言ったら台無しになるでしょう。うんちくを述べて、その気にさせる。これが基本中の基本です。(チビっ子や早とちりな方に言っておきますが。怪しい絵や置物を売るのはビジネスではなく犯罪だったりすることもあるので、やっちゃダメですよ)
最後の「気負わず」は、必要以上に大物をねらわないこと。人間とは欲の深い生き物で、何回かビッグモナカを作ってしまうと、さらに大きなものを望むようになります。この気負いが力みとなり、スランプに陥るきっかけとなってしまうのです。野球やゴルフで飛距離を出そうとしてカラダが開き、フォームを崩してしまう原理とまったく同じです。
吾輩は毎日このような奥深いことを噛みしめながら生きているのですが、今のところ人としての成長にはつながっておらず、単にデカいモナカを製造することだけに役立っています。というワケで、便秘の方の参考になれば幸いです。

posted by ichio : 00:57 | | trackback (0) |