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2011年06月20日

エンカンタドール、マチェ〜テ!

110620.jpgタイトルに「キッチュ」とつけておきながら今までこの映画を放置していたことに、自分でも‘ダメだなぁ’とガッカリしています。『プラネット・テラー in グラインドハウス』でのフェイク予告編を見た時に取り上げるのが正解だったのですが見事にタイミングを逸し、さらに本編の劇場公開もスルーしてしまい、DVDレンタルでようやく観賞したという有様です。
正直なところ、度が過ぎたキッチュさと主演のダニー・トレホの顔を2時間観るのはちょっとキツいなぁというのが、その理由。仕事の帰りに路地でばったりトレホに出会ったら、その晩は夜尿でしょう。
そんなワケで、万が一スカタンムービーだったとしてもダメージを最小限におさえるために、週末の夜中に上映。フェイクの予告編通りエロ・グロ・ナンセンスのC級アクション、ロドリゲス節炸裂といった趣で予想以上におもしろい。しかも女捜査官を演じるジェシカ・アルバが悩殺シャワーシーンを披露してくれているという大特典つき!(ただし、大事なところはご開帳ならず)こんな美人なら吾輩も追跡されまくりたい。どういうワケか、彼女とラブシーンなんぞをしでかすトレホがマジ、うらやましい。
ここまで褒めといて何ですが、観終わった感想は、やっぱり予告を超えることはできなかったなぁという感じ。当初の計画通り、『グラインドハウス』のDVD特典として1時間弱にまとめるのがベストだったと思います。

個人的にはここ数年、本作や『ノーカントリー』、『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』、『エル・トポ』(DVD廉価版発売)など、メキシコ辺境モノがちょっと熱いです。

posted by ichio : 23:09 | | trackback (0) |