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2011年07月28日

男の憧れ

110728.jpgブルース・リーのように、ごっつ強そうな悪漢相手に余裕の表情を浮かべてペロリと親指を舐め、ファイティングポーズをとる。どこぞのアーティストのように「ミュージック・ステーション」に出演して、タモリさん相手に脚を組んで、マイクをだらしなく持って話す。シャア専用ズゴックに乗ってジムの腹をえぐるなど、男には死ぬまでに一度はやってみたいことがあります。
「インドに行く」というのも、そんな憧れのひとつ。吾輩も学生時代にインドへ行って人生観とやらを変えてみたいと思いましたが、持ち前の行動力のなさと、この世でもっとも苦手な某生物に出くわす恐怖心のせいでスルー。
現在のインドとの関わりといえば、カレーを食べる、インドのF1チームであるフォース・インディアを応援する、インド音楽を聴くことくらいでしょうか。カレーは大好物で少なくとも週に1度は食べているのですが、フォース・インディアに関しては応援するというより頭の片隅でチェックしているだけ。インド音楽にしても適当にレコードやCDを買ってチョロチョロ流している程度です。でも、ちょっと前にゲットしたTRマハリンガムの『マリ』は、そんなことに関係なく良かった。
ジャケットを見る限りではマスオさん版『悪魔が来たりて笛を吹く』という感じですが、ホントのところは南インド古典音楽の竹笛奏者で、彼が笛を吹くと鳥が集まり一緒にさえずったという伝説があったりします。(まったく比べるものではありませんが、歌のテストで真面目に歌っているのに「ふざけるな!」と先生に怒鳴られた吾輩とは大違いです)
そんなTRマハリンガムの演奏が素晴らしいのはもちろん、バックの演奏もナイスで、時にはアンビエントにように静かで、時にはドラムンベースのように弾み、かなり刺激的です。やはり一度はインドの空気の中で、こういう音楽を聴いてみたいものです。

posted by ichio : 01:38 | | trackback (0) |