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2012年06月12日

ポジティブであるために

120612.jpgポジティブなことしか言わない人、やたらオープンマインドなキャラを前面に出す人には、本能的に警戒心がはたらいてしまいます。だって、普通に考えて不自然ですから。ネガティブな要素と照らし合わせた結果、ポジティブに行き着いたのなら納得できますが、その過程が見えないと、どこかで大事なことをねじ曲げていたり、切り捨てている気がするんです。今までそういった人と何度か接したことがありますが、実は閉じていて自己中心的な人が結構いました。まぁ、単にその人に嫌われてただけのような気がしないでもないですが。
そんな人たちの間を漂流するなかで感じるのが、「共感」という言葉の危なっかしさ。確かにきれいな言葉で大切なことではありますが、今は共感の安売りみたいになっていて、ほとんど「同調」という感じになっています。これがエスカレートすると気づかないうちに排除や攻撃に結びついてしまうので、難しいことではありますが、できる限りポジ・ネガ両面の視点を持っていたいと常々思っています。

そんな教訓を示してくれるのが、デンマークの建築家、ハンス・ボーリンがつくった「楽観主義者と悲観主義者」というオブジェ。それぞれキュートなルックスをしていますが、ふたつ揃っている方がキュートな魅力がアップするし、意味も深まるので、できることならふたつ揃えたいところです。
日本だと楽観主義者だけつくられるところなんでしょうけど、悲観主義者とペアになっているところが、ヨーロッパ人の気質を感じます。
何か窮屈な話になりましたが、別にカラダの調子が悪いワケではありません。このブログをアップした後、チョコミントのアイスを食べるつもりですから。
あぁ、それと今回紹介した「楽観主義者と悲観主義者」は自分で持っているわけではなく、お店やネットで「欲しいなぁ」と、指をくわえているだけです。

posted by ichio : 13:26 | | trackback (0) |