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2012年08月05日

ロンドン・オリンピックで見た新たな希望

120805.jpgみなさん、ロンドン・オリンピック観戦、楽しんでおられるでしょうか?
吾輩は、人生をかけて努力した成果をほんの一瞬にスパークさせるアスリートたちの姿を見て、日々涙を流しています。(眠気によるアクビの涙も多少混じっていますが)
そんな感動の源泉は、勝ち・負けという残酷な結果。勝ち・負けがあるからこそ、過酷なプロセスを経て夢をつかんだ人や、惜しくも夢破れた人たちのドラマが生まれるのです。もし、今どきの小学校の運動会のように、みんな手をつないでゴールといった腑抜けたものであれば、適当な拍手を送っておわりでしょう。

日本人はオリンピックのような大きな大会があるたびに、「参加することに意義がある」という過程(道)を重んじる道徳観と、「それでもやっぱりメダルほしわ!」という本音の狭間で、居心地が悪くなってしまいます。
しかし、「松本薫」という女子柔道のヒロインが、そんなナヨナヨした私たちに喝を入れるべく、ひとつの答えを出してくれたのです。「欲しいものは手に入れろ」と。
いま、うかつにも「ヒロイン」と書いてしまいましたが、実際のところ女性かどうか、いや、人なのかどうかも定かではありません。
獲物を狙う鋭い目、威嚇する雄叫びを見て、いまにもバリバリと殻を破って中からエイリアンが出てくるのでは?とおののいた方は数知れず。あの形相をモロに見てしまい、電気を消して寝られなくなったお子さんもいらっしゃるでしょう。
しかし、そんな恐怖は知らぬ間に薄らいでいきます。大きな勇気と希望を残して。

「勝つ」というたったひとのつ目的のために、見てくれなど気にせず闘志むき出しで立ち向かう姿、そして「命だけは助けてください!」と逃げ出す相手を場内に引きずり戻す攻撃性は、私たち日本人のDNAに組み込まなければいけない要素です。
そうすれば、きっと国の大きな問題になっている少子化問題も解決することでしょう。好きな男子を見つけたら、まわりまどおかまいなしに手に入れる。逃げようものなら引きずってでもベッドにつれていく。しかも、普段のしとやかな姿と、オスに食らいつく時の姿がいいギャップになって、恋に進展する確率もアップするはずです。
自分もふくめて男子に期待できない以上、女子の奮起を切に願います。

posted by ichio : 20:34 | | trackback (0) |