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2012年09月13日

意味を問う

120914.jpgこの前、片手に菓子パン、もう片手に牛乳を持ってモグモグ食べながらジョギングをしている女性に遭遇しました。確かにエネルギーの補給は大切ですが、世界屈指のランナーが走ったロンドンオリンピックのマラソンでもこのようなアグレッシヴなチャージはお目にかかりませんでした。

彼女がそうだとはいいませんが、何のために“それ”をしているのか分からなくなっている人っていますよね。
以前ネットの工事を頼んだ際、事前に家の間取りなどを確認したいということで、小1時間かけて調べてもらいました。で、工事当日はまったく別の人が来て、“えっ、工事するのって2階だったんですか?!ハシゴ持って来てないんで別の日に工事します”と騒ぎだす。事前確認は何のためにしていたのか? 
“事前確認の情報は聞いてないんですか?”
“聞いていません!”(キッパリと)
“事前に調べに来られたのは知っていますか?”
“知っています!”(堂々と)
“だったら、どうして確認しないんですか?”
“分かりません!”(誇らしげに)
チリから移り住んで間もない人と話しているようなやりとりにめまいをおぼえながらも何とか“ハシゴを取りに帰ってください”とお願いしたら、“それは無理です。後の予約がありますから”と断られました。目の前の客をほっぽり出して次に行くって、どんな優先順位やねんッ!
このお方に何を言っても無駄だと悟ったのでお引き取りいただき、サポートセンターに問い合わせたところ、“混み合っていて工事は1ヵ月後”と告げられる。(しかも意味のない事前確認と工事ミスにも出張費がつくとのこと)
“やすいコントをしているのとちゃいまっせ。万が一していたとしても笑われへんから。いやいや別にあなたを怒っているワケじゃないよ。ただ、自分が同じことを言われたらおかしいと思うでしょ”と、一生分の寛容さを使って訴えかけたところ“はい”という返事があったので、“でしょ。というワケで工事はいつ来てくれますか?”と聞き直したら、“だから1ヵ月後です”という答えが返ってきたところでジ・エンド。この後のことは省略しますが、翌日の昼には開通しました。

その他にも、ファミレスで “鉄板の方、熱くなっておりますのでお気をつけください”と注意しているスタッフが鉄板に親指を思いっきりつけて火傷したり、エアコンのニオイをとるためのクリーニングスタッフが朝イチの仕事にもかかわらず、“絶対に昨日、風呂入ってへんやろ”というくらい汗クサかったりしたことも。
人は時々、自分を見つめ直した方がいいのかも知れません。

posted by ichio : 23:22 | | trackback (0) |