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2013年01月09日

SMのススメ

130109.jpgもう新しい年がはじまったんですね。ビックリです。歳をとると時間が経つのが早くなると言いますが、僕はビッグバンによる宇宙の膨張が加速し、実際に早くなっているとにらんでます。でないと最近の記憶の飛びように説明がつきません。一度、ホーキング博士にちょこちょこっと調べてもらえないでしょうかね。

さて、年末・年始はお盆から4ヵ月半ぶりに休みがとれたものの、それまでひたすらアウトプットしてきたため頭の中は真っ白。
そんな時こそ新しいものを吸収する絶好のチャンスということで、考えました。つれ合いと子どもがおせちをたらふく食べて眠りについた後、書斎に籠ってジェイムス・ブラウンを聴きながら考えました。考えに考えた挙げ句、ひとつの答えに辿り着きました。SMです。
もしかしたらその時聴いていた曲が「セックス・マシーン」だったことも若干関係しているかもしれませんが、それはひとまず置いておきましよう。
僕はこれまで自己紹介をする時に「サディスティックなM」と言ってきましたが、それは分かりやすく例えただけことでプレイに関してはまったくのド素人。一度きりの人生、そんなことでいいのか? 新しい世界に踏み入ることでもしかしたら真の歓びを知るだけでなく、人との関わりにおいて新たな発見があるかもしれない。ほら、偉い人にSM趣味の人が多いってよく言うじゃありませんか。見つけられるかどうかは分かりませんが、きっと奥の方には“何か”があるはず。
そこで自分がSMに興じているところを想像してみました。まずM役を想像したのですが、どうもしっくりきません。女王様に攻められることにイラッとくるのです。そこで今度はS役を想像してみたのですが、これもしっくりきません。どうしてだろう? いきなり袋小路に迷い込み思案したところ、“プレイ”というフィルターが抜けていたことに気づきました。テレビなんかでよく聞く「ドS」というフレーズには相手の同意なしに一方的に攻め立ててダメージを負わすニュアンスがありますが、“プレイ”というフィルターを通すとまったく逆の意味合いが生まれます。プレイとは相手があってはじめて成立するゲーム。その中でSはMが求める攻めを提供することが大前提。つまりSとはサービスの「S」なのです。ですのでMも一方的な攻めに耐えるのではなく、自分の求める刺激を相手に発信することが求められるワケです。
そう考えると僕の場合S とM、どっちも“アリ”だなと思います。ただ、相手がいないので実践に移せないのが残念でなりません。

このSMプレイを普段の生活に用いると、夫婦や恋人同士の関係はもちろんのことビジネスなどでも役立ちます。例えばクライアントから理不尽なリクエストを受けた時、“自分は今、M役を演じている。もっと相手がいじめたくなることをしてやろう”と考えると何だかワクワクしてくるでしょう。
間違いありません。これから“自分らしく生きる”キーワードは「SMプレイ」です。

posted by ichio : 22:08 | | trackback (0) |