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2013年09月16日

フェラーリでドリームコンビ実現

130916.jpgいつもなら布団に入ればすぐ爆睡なんですが、“トラとライオン、どちらが強いのか”が気になりだし、布団をガバリと飛び出してYouTubeで両雄が対決する映像をチェック。中には「エンペラーvsキング」なんてテロップを入れてるものもあったりして、かなりテンション上がる。
対決がきちっと体重別になっていないことや、双方のテンパリ具合に温度差があったりして、結局どちらが強いのか分かりませんでした。(個人的には、最強アニマルはヒグマだと思っています)
「三波春夫と村田英雄、スゴいのはどっち?」という疑問には答えがなく、問うこと自体に意味がないのかもしれません。しかし、ジャンルを問わず「誰がベストなのか」は、誰もが抱く関心ごとであるのは間違いありません。

「誰がいちばん速いのか?」
F1ファンにとって、このテーマは永遠の関心ごとでありロマンです。普通に考えればレースで優勝した人、シーズンでタイトルを獲得した人が「いちばん速い」となるのですが、実際はそんなに単純ではありません。
F1はマシンの性能差が勝敗に大きく影響するため、速いマシンに巡り合ったドライバーが圧倒的に有利なワケです。その他にもマシンとドライビングスタイルの相性や、子どもには話せないドロドロの政治的な問題も関係してくるので、最速のドライバーはなかなか分かりません。
そんな中でいちばん分かりやすい判断基準は、同じチームで走ること。F1は1チーム2人のドライバーがエントリーするので、2人限定なら真っ向勝負が可能なんですが、トップドライバーは強烈なプライドとエゴの持ち主であるため、同じチームで走ることは滅多にありません。
過去にセナとプロストが同じチームで走ったことがありますが、お互いにマシンをぶつけ合う最悪の結果になりました。そんなカオス状態になるのを恐れ、チームも同じ檻にトラとライオンを入れるようなことは避けるのが基本になっています。

しかし!2014年にフェラーリで夢のガチバトルが実現するんです!
現在、フェラーリの絶対的エースとして君臨するアロンソのチームメイトとして、ライコネンという当代きってのドライバーを迎え入れることになったんです。
アロンソは2005年と2006年のチャンピオン、ライコネンは2007年のチャンピオン。アロンソはオールラウンド型のドライバーで、あらゆるものを利用して速さを発揮するのが特徴。一方ライコネンは自分の才能を頼りに走る天才タイプ。性格は、アロンソは気分の波が激しいラテン気質、ライコネンは完全な一匹狼タイプと、まったく異なるキャラクター。しかもライコネンは、アロンソが加入するまでフェラーリのエースとして走っていて、実質追い出された因縁があったりします。
近年はレッドブルというチームが圧倒的に強いマシンを持っていてタイトルは獲れていませんが、2人の実力は今でもトップであることは間違いありません。
性格もドライビングスタイルも、レースへのアプローチもまったく異なる2人がどんな戦いを繰り広げるのか? 2014年の関心ごとは、これ決まりです。

posted by ichio : 11:52 | | trackback (0) |