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2014年06月01日

のりたけさんのTシャツ

140601.jpg5月になって随分経つのに、朝夕は「何や、さぶいなぁ」と思っていたら、いきなり夏みたいな暑さになりましたね。
夏といえばTシャツ。僕は毎年、その年のメインとなるTシャツを1枚買うことにしておりまして、今年はひと足はやく、「BRUTUS」〜尊敬できる「日用品」。シリーズや「翼の王国」をはじめ、雑誌・広告などで活躍されているイラストレーターの、のりたけさんのTシャツを買いました。ついでに、のりたけさんの筆による“請求書在中”のスタンプも購入。
彼のイラストの魅力は、シンプルさ。選びぬかれた線で描かれた絵を見ると、風通しのよいテラスにいるようなホッコリ感&清涼感とともに、すっとぼけたユーモアを感じます。特に、人によっては誤解されそうな、すっとぼけ感が好きです。

僕は小学3〜4年生の時、今では考えられないような先生が担任で、僕のふざけた態度がもとでターゲットとしてロックオンされ、毎日のように叩かれたり、ひねられたりしていました。
歌のテストで、その先生は「笑顔で元気に歌え」と指導されました。この時、クラス全員の頭をよぎったのは、「お前のその感じで笑顔になれるかッ!」という思い。みんなの顔はこわばり、音程をはずして怒られないようにファルセット唱法を使用。
そして、いよいよ僕の番。先生のアドバイスを守ろうと(半分は反抗心、もう半分はウケるという思いで)、できる限りの笑顔を浮かべ、地声でうたいました。ところが、出だしで音をはずしてしまい、その後も何の歌をうたっているのか分からないほどの乱調ぷりに。さらに、表情もバットマンのジョーカーのように張りついた笑顔になってしまいました。
その結果、先生に「ヘラヘラ笑って、わざとおかしなうたい方をして風紀を乱した」といわれ、これでもかというくらい筋肉つぶし(腕の筋肉を握り、親指でグリグリする必殺技)をされました。

僕は、のりたけさんがどのような方なのか知りませんが、恐怖の歌のテストがあったら、同じように無理してでも笑ってうたう人なんじゃないかと想像して、勝手に親近感をもっています。

ちなみに、今回僕が買ったTシャツは、イラストではなく「CITY」と描かれたもの。これも、かなりのすっとぼけぶりですね。
“請求書在中”のスタンプの方は、請求書を送る際に捺印いたしますので、お仕事ください。

posted by ichio : 23:08 | | trackback (0) |