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2006年01月27日

腕がもげる!!

060127.jpg「腕がもげる!!」この言葉を聞いてビビッときたら、あなたはそろそろ加齢臭が漂いはじめる80'sに思春期をおくった人間の証です。そう、‘残酷を超えた驚愕ドキュメント’というイマイチ意味の分からないキャッチコピーで一世風靡した『カランバ』のことです。
先日とある古本屋の前を通りかかった時、店頭ワゴンでこのキワモノ映画のパンフレットを発見!いやぁ、‘カランバ’という文字が目に入った時は、ジョジョにオラオラオラオラ!!!!と波紋をブチ込まれたような衝撃が走りました。公開から20年以上経った今でもこのインパクトというのは凄い。
何のこっちゃさっぱり分からんわい!と仰るヤングな方にご説明いたしますと、この映画は左のビジュアルにあるように、バス爆破の罪で捕まったゲリラ兵が両腕を縄でくくられて、もげるまで引っ張られるシーンを売りにしたドキュメンタリーなんです。映像も衝撃的でしたが、我々の度肝を抜いたのは‘もげる’という言葉。‘ちぎれる’ではなく‘もげる’。当時チュー坊だった吾輩は‘もげる’ってどんななることやねん!?とおののいたものです。しかし映画館に行った友達のレポートは、CMで見た方がインパクトがあるという些か拍子抜けするもの。吾輩も後にテレビで見ましたが、まったく同感でした。
たぶん今見たら「こんなん、テレビでやってますやん!」てな感じなんでしょうね。『食人族』を本気で信じてしまったり、あの頃はピュアでした。

posted by ichio : 00:25 | comments (2) | trackback (0) |

comments

そう言えば、ありましたね。
今、こんな映画公開できるんでしょうか。

しかもこのポスター、思いっきり腕もげてますよ。

Posted by: MA2 at 2006年02月03日 10:11

ポスターに「40億分の1の●●」って書いてますけど、
この時ってまだ人口これくらいしかいなかったんですね。
20年余りで35億人増えたというのもかなりの衝撃です。

Posted by: OKUMURA at 2006年02月04日 10:57

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