ビジネスライクな日本に喝！

世の中どこもかしこもビジネスチックなニオイが蔓延していることに何ともいえない閉塞感を感じます。もう、いい加減にしてくれ！と叫びたくなるくらい。そんなにビジネスって重要で偉いもんなんですかねぇ。
大体、日本人にビジネスってのが似合わない。YA企業戦士にいかにもなビジネスマン口調で話されるとどうしていいのか分からなくなる。やっぱり倭人は‘お勤め’‘お商売’というまったりした感じがいいんじゃないでしょうか。
飛行機や新幹線がビジネス テイストを色濃くしているのも気にくわない。吾輩のイメージとしては出張先に行くためではなく、バカンスに行くための乗り物っていうイメージがあるんです。だから、そうそう乗れない贅沢なものなんですよ。それをマイレージとかいってポコスカ乗って、おまけに中でパソコン開いて仕事された日にゃ、もうガッカリです。
実際むかし、飛行機や新幹線は夢を運ぶ乗り物だったはず。左のビジュアルは60年代にブッ飛びのコンセプトとデザインを世に問うたブラニフ航空の写真。この会社のキャッチフレーズは「サヨナラ、退屈な飛行機」。いやぁ、今こそもう一度この言葉を日本の航空会社に突きつけほしいものです。
こんなファッションのスチュワーデスさんに迎えられたら、ビジネスなんかアホらしくなってやってられないでしょう。真剣にブラニフ航空、復活してくれませんかね。吾輩はこのド派手な飛行機に乗ってシャンバラへ旅立ちたい。