戦争勃発！

Yahoo！のニュースそのまんまですが、UCC上島珈琲がコーヒーショップ事業に乗り出すそうで、コーヒーチェーン界の競争がますます激化する気配。もっともUCC上島がターゲットにしているのは団塊世代だそうで、スターバックスとは違った渋めの店舗になるらしい。で、コーヒーカップのデザインは柳宗理、肝心のコーヒーも流行りのエスプレッソタイプではなく、濃いめの本格派コーヒー。コーヒーチェーンの中ではドトールがいちばん好きな吾輩にとっては所謂‘喫茶店のコーヒー’を飲めるチェーン店ができるのは嬉しい限り。京都にできたら、絶対ここに行きそう。
こんな感じで都心部では激しいコーヒーショップ戦争が繰り広げられていますが、吾輩の近所では密かにお好み焼き屋戦争が勃発しております。吾輩の住んでいるところは商店街がいくつもあってお店も多く、お好み焼き屋さんも昔からチラホラあったのですが、ここ2〜3年の間にガンガン新しいお好み焼き屋が出来ているのです。表通りだけでもバス1区間に必ず1軒はある。ホント、ヘアサロン並にあるんじゃないとか思うくらい。こんなに出来ちゃってお店経営は大丈夫？と要らぬ心配をしてしまいます。
チェーン店なら売上が悪ければ即閉店ということになるんでしょうが、吾輩の近所にあるような個人商店はそうはいかない。常連さんがついてくれるようにひたすら頑張らないといけない。
日頃自分も使っていてこんなことを言うのも何なんですが、低価格を追求したチェーン店が幅をきかせる世の中ってのは不健全でしょ。買い物をしている時は得した気分になりますが、必ずどこかにしわ寄せはきている訳で、そんなことがそこかしこで起こっていたら結局世の中全体が行き詰まってしまう。それでも目先のお得感に釣られて、より安い店に行く。これってヘビが自分の尻尾を食べているようなもんですよね。
そうそう、流行らないチェーン店で思い出したのですが、近所に怖いくらいガラガラで閑古鳥も逃げ出してしまうような有名外食チェーン店があったのですが、この話はまた別の機会に。