この1曲!
特に好きでないバンドやミュージシャンでお気に入りのアルバムもこれといってないのに、この1曲だけはすんごく好きというのが誰にでもあると思います。そういう曲に限ってあまり親しくない人に「ワイはこの曲が好きやねん!」と言いにくい、ちょっぴり恥ずかしいミュージシャンだったりしませんか。
吾輩の場合はティアーズ・フォー・フィアーズの「ルール・ザ・ワールド」がそれ。この曲はホントに大好きで、今でもよく聴いています。(油断していると全然聴きたくない次の曲が始まって、慌ててレコード針を上げに走ることになります)
「ルール・ザ・ワールド」はバブルチックなのにどこか憂いのあるメロディで、ギターやシンセなんかもチープなのに心に染み渡るんですよね。そういえばこの曲のPVでドラムの人がすごくいい顔をして叩いていたのをおぼえています。やっぱりロックは顔で演奏しなきゃダメです。
海外の人って歌ったり演奏したりする時の仕草も個性豊かで面白いんですけど、日本のアーティスト様はみんな没個性で面白みに欠ける。ボーカリストでいえば、ひと昔前はみんなお腹に手を添えてましたし、今は猫も杓子もメロディのアップダウンに合わせマイクを持っていない方の手を上下させてますね。もっと河村隆一の表情を見習えっちゅうねん。
あと、グレイのボーカルの人みたいにいっつも同じポーズしかしない人もいますね。もっとミック・ジャガーを見習えっちゅうねん。
ちなみに吾輩が今まで見たライヴアクションの中でいちばんカッコ良かったのは、ストーンズ初来日時の「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」の終盤にミックが変テコなガウンを被りながらシャドーボクシングをした後、歌舞伎役者のようにカッカッカッと後ろに下がったアクションです。
comments
懐かしすぎです、シャウトという曲もありましたね。
Posted by: シンメトリー at 2006年04月13日 01:49シンメトリーさん
シャウト、ありましたねぇ。
いい曲なのか、変な曲なのかイマイチわかりません。
ティアーズ・フォー・フィアーズって音楽自体は嫌いじゃないんですけど
ふたりのルックスがちょっと暑苦しい気がします。