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2006年04月19日

エコロジストのチ○コ

060419.jpg仕事の資料集めで府立図書館に行ったついでに近代美術館で開催されているフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(字、あってます?)の回顧展へ行く。
フンデルトヴァッサーは派手な色づかいと独特の渦巻き・曲線を駆使した絵や建造物を世に送り出した芸術家で、人と自然の共生を訴えつづけたエコロジストとしても知られています。今回の回顧展は彼の建築仕事に焦点が当てられていて、模型や絵・ポスターなどを見ることができます。
フンデルさんに関しては本を1冊持っているくらいなので作品に込められたメッセージなんかは分からんですが、独自のスタイルが出来上がってからの作品はどれもポップ&ストレンジで見ているだけで楽しくなってくる。死ぬまでに彼が考案した温泉村に行ってみたいものです。
このオッサン、作品だけでも凄いのに、彼がとなえたコンセプトやアイデアが今のスタンダードになっているところがまた凄い。ビルの屋上に木が生えているなんて考案された当時はキテレツだったかもしれませんが、今じゃ普通の光景ですもんね。
あと、この人はことある毎にフルチンになります。それは人が生まれつきに持っている皮膚を「第1の皮膚」、衣服を「第2の皮膚」、住まいを「第3の皮膚」、人や社会との関わりを「第4の皮膚」と捉え、自然との調和を呼びかけるためなのだそうですが、丸出しにされたチ○コが見事に包茎なんです、コレが。パフォーマンスの時に服を脱いだ後、‘これから皆さんに第1の皮膚と第2の皮膚の間の皮膚を脱いで見せましょう’とアソコの皮を剥いたかどうかは吾輩は知りません。
そんなフンデルさんが亡くなったのは洋行中の船の上。素敵です。

posted by ichio : 22:11 | comments (2) | trackback (0) |

comments

フンデルトヴァッサーの展覧会、僕も気になってます。
いつぞやのテレビで彼がデザインした舞洲のゴミ処理場が紹介されてました。公共事業の税金ムダ使いを叩く、TVタックルみたいなノリの番組だったので「こんな得体の知れん建物にデザイン料数千万!?」てな感じの扱いやったけど、僕はむしろ、大阪市もたまには思いきったことするやないのと思いました。

Posted by: id-labo at 2006年04月20日 01:39

その番組の制作者、ランドスケープになるよう建築家に依頼することと
無計画につくって無策のまま運営しつづける第3セクターとを同じにしちゃダメですよね。
それじゃ、文化はなくなってしまうじゃないのって言いたくなります。


そうそう、フンデルトヴァッサーが手掛けた家具工場で、現在は彼のミュージアムになっているところは、
税金などの公的資金を一切つかわずに運営されているらしいです。

Posted by: OKUMURA at 2006年04月20日 23:59

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