レトロゲーム探訪

レトロコンピューター関連のエントリーが続きます。今回はゲーム。先日、友達と近畿大学ちかくにあるゲームセンター「あうとばあん」へ行く。ここはパックマンやギャラガなどゲーセンがいちばん熱かった時代のゲームが今なお現役で頑張っているモンドスポット。『relax』で紹介されているのを見て以来ずっと行きたかったのですが、なかなかその機会がなく今までのびのびに。丁度この日は‘モンドツアー’と題して石切神社や新世界に行くことになっていたので「あうとばあん」も旅のしおりにねじ込む。
近くまで来たものの正確な場所が分からず、ネイティヴの人にききながら何とか到着。中に入ると予想外に新しい機種ばかり。これじぁ普通のゲームセンターと変わらんやないの！という友達の心の叫びが聞こえてきて、案内人としてのプレッシャーが重く肩にのしかかる。
そうそう、ここは2階もあったはず。わずかな期待を抱きスタコラ階段をかけ昇る。するといきなり『ディグダグ』が目に飛び込んでくる。おぉ…。みんなの口から歓声ともうなり声とも判別のつかない声が漏れる。10円玉（ここは1プレイ20〜30円）を投げ込む前にとりあえずフロアにひしめくテーブルゲームを見て回る。あるわあるわ懐かしいゲームが。『ラリーX』や『エレベーターアクション』をはじめ、名前は忘れているけれどビジュアルはハッキリ海馬にインプットされているゲームどもが「お久しぶりです」と挨拶してくる。そして背後から‘チワッす’という声が。振り向くとそこにはいたのは『ハイパーオリンピック』。その瞬間、10円玉を放り込んでボタンを連打。しかしプラスチック製の20cm物差しを持っていなかったため、すぐにゲームオーバー。
散々遊んで使ったお金は300円余り。帰りは近大生にまぎれて近鉄電車に乗り込む。かなり年齢不詳な吾輩たちですが、現役大学生に比べると明らかに疲れ気味で覇気がないことを思い知らされる。しかもこの後、新世界で串カツを食べたら胃もたれに。老いは確実に進んでいます。
それにしてもこの「あうとばあん」というゲームセンター、2階の一画がラボになっていて異様な雰囲気を醸し出している。せっかくなので記念撮影をしようとしたら、店内の柱という柱に撮影禁止の文字が。怖かったので素直にいうことをききました。